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漫才コンビ「昭和のいる・こいる」の昭和のいる（本名 岡田弘＝おかだ・ひろし）さんが24日午後7時45分、肺炎のため都内の病院で亡くなった。88歳。
マネジャーによると「10年ほど前から活動しておらず、入退院を繰り返していた」という。
石川県出身。1966年、国士館大学を卒業後、獅子てんや・瀬戸わんやに入門し、その後、昭和こいるさん（2021年死去）と漫才コンビ「昭和のいる・こいる」を結成。ツッコミののいるさんが振った話題に、ボケのこいるさんが「ハイハイハイ」「そうそうそう」「しょうがない、しょうがない」と早口で返事を繰り返すスタイルで「ヘーヘーホーホー漫才」として人気を集めた。
76年にNHK漫才コンクールで優勝したほか、国立演芸場花形演芸賞銀賞、浅草芸能大賞奨励賞などを受賞。相方のこいるさんは2021年12月に前立腺がんで亡くなっている。
通夜は27日午後6時から東京・板橋区の新板橋駅前ホールで。
※写真は13年、浅草芸能大賞授賞式の際のもの