ノルウェー出身のポップバンド「a―ha」のボーカルのモートン・ハルケット(65)が5日までに、バンドの公式HPなどで、パーキンソン病を患っていることを公表した。
公式HPでは「伝えたくないニュースですが、モートンはパーキンソン病を患っています」と報告。ハルケットのコメントとして「心のどこかで、それを明らかにしたいと思っていました。診断結果を受け入れることは私にとって問題ではありませんでした。ただ、仕事に集中できない、静かな環境で仕事をしたいという欲求が、私を阻んでいたのです」と思いをつづり、体調について「全身の機能が衰えないように、できる限りのことをしています。薬を服用しながら副作用を管理するのは、難しいバランス感覚です。複雑な動き、社交的な出来事や招待、日常生活全般を、体が見事にこなす様子をまねしようとすると、考慮すべきことが山ほどあります」と現状の様子を明かした。
ハルケットは米国の有名なメイヨー・クリニックで薬物療法と高度な脳外科手術を受けたことで、症状の影響は軽減されたという。
2024年6月に、脳神経外科手術を受け、脳の左側深部に電極を埋め込んだことも公表。同年12月には、脳の右側にも同様の手術を受け、成功したという。
ただ歌唱についてハルケットは「よく分からないんです。歌う気分じゃないし、私にとってはそれが兆候なんです。うまくいくと思う範囲は広いので、技術的に完璧にコントロールできるとは思っていません。問題は、自分の声で自分を表現できるかどうかです。現状では、それは無理です。でも、将来いつかそれができるようになるかどうかは分かりません」などと明かしている。
「a―ha」は1982年に結成。84年に「テイク・オン・ミー」でデビューし、全米1位を記録するなど世界的に大ヒットした。
