テレビ朝日水曜午後9時枠で、7月9日からスタートする「大追跡〜警視庁SSBC強行犯係」(初回拡大スペシャル) の撮影現場を、同じ枠で現在放送中の「特捜9 final season」(最終回は11日)で主演を務める井ノ原快彦(49)が訪問し、4月クールから7月クールへの“バトンタッチ会”が行われた。
俳優・大森南朋(53)、相葉雅紀(42)、松下奈緒(40)がトリプル主演を務める「大追跡」は、2015年に同局で放送を開始した「刑事7人」以来10年ぶりの新シリーズとなり、警視庁に新設された「SSBC=捜査支援分析センター」が舞台。
井ノ原は通算20シリーズにわたり、浅輪直樹役で同枠に出演してきた。「実は『特捜9』はもうクランクアップしてしまっていたので、こんなに早くまたこの(衣装の)スーツを着られるとは思っていなかったです。いい時間を持たせていただいてありがとうございます!大好きな3人なので、バトンタッチできることにワクワクしています」と喜んだ。
同枠は井ノ原の「特捜9」、東山紀之主演の「刑事7人」と、相葉にとっては尊敬する先輩たちが長くシリーズを続けてきた、思い入れの強い枠でもある。「子どもの頃からずっとお世話になっている先輩方から引き継いだバトンにはプレッシャーも感じますが、全力で挑むだけだなと思っています!」と意気込んだ。井ノ原と大森はプライベートでも親交があり、大森は「共通の友人が多いこともあって、毎月何かしらでは会ってますね(笑)つい先日も『特捜9終わっておつかれさま!』の乾杯をしましたね」と意外なエピソードを明かした。
ラストには相葉から井ノ原へ花束がプレゼントされ、井ノ原からは「これ、『特捜9』から…」と、撮影が行われる東映撮影所の食堂で使える210食分のチケットが贈られた。思いがけないサプライズに大森、相葉、松下も「すごい!」と感激していた。