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俳優の金井勇太（40）が13日までにインスタグラムなどで脳梗塞と診断されたことを明かし、出演予定だった舞台を降板することを報告した。
金井は4日から上演開始された舞台「揺れるはざまのトラベラーズ」に出演予定だったが、体調不良のため大阪公演、東京公演ともに降板することが発表されていた。
これを受け、金井は「公式の発表の通り、東京公演も降板させていただきますことをおわび申し上げます。この度【脳梗塞】と診断されました」と発表。
「発症から早い段階で投薬治療を開始できたため、現在は後遺症もなく回復しておりますが、制作と相談し大事を取って降板とさせていただきました」と説明した。
発症の経緯については「それまでなんの兆候もなかったところ本番前のリハーサルで突然うまくろれつが回らず、手足にも力が入りづらい違和感から念のため、本番前に病院を受診しました」と明かし、「検査の結果、先生より真摯な語調で『金井さん、すぐにこのまま入院してください。舞台を強行すれば半身麻痺（まひ）の恐れがあります』と説明を受け、その場でプロデューサーと相談し降板を決断しました。それが本番の1時間半前でした」と伝えた。
その後、代役変更や開演準備を滞りなく進めたスタッフやキャストに感謝。「東京公演も志村佳樹さんがすてきな能神久を演じてくれます。ぜひ劇場へ足をお運びくださいますよう、心よりお願い申し上げます」と呼びかけている。
金井は映画「ラーゲリより愛を込めて」「ラストマイル」やNHK大河ドラマ「青天を衝け」などに出演しているほか、舞台やCMでも活躍している。
※写真は資料