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嵐の二宮和也(41)が10日、都内で、新著「独断と偏見」(17日発売、集英社新書)の合同取材会を行った。
今作では、40代になった二宮がこれまで考えてきたことや、今考えていることを会話術や死生観にいたるまで、“独断と偏見”にもとづいて縦横無尽に語りおろしている。10の四字熟語をテーマに計100の問いに向きあった。
二宮は今の気持ちについて、「この新書が出てから感じることが多いのかなと思っています」とした上で、“著者”という肩書きについて「大それたことは考えてないです。著者としてというより、一人の人間として、ちゃんと(自分)らしい言葉を出せるようにってことぐらいしか考えてなかったです」と心境を明かした。
タイトル「独断と偏見」については、「読んでいる時にあまりにも(内容が)独断と偏見すぎて、(最初の)タイトルと合致していない感じがして。いろいろ決まりかけていたんですが、『独断と偏見』にしたいですって言ったら、(担当者は)『ああ、頑張ります』みたいな感じで、これになって非常に読みやすくなったかなと思います」と紹介した。
出来上がりについては、「直すところは直したし、分かりやすくしたところは分かりやすくした。でもいつもみたいに編集の方にまとめていただく作業はなかったので、わりとダイレクトに言葉が届いたらいいなと思います」とアピールした。