女優の米倉涼子(49)が主演を務める新作映画「エンジェルフライト THE MOVIE」が来年2月から、動画配信サービスで世界独占配信されることが19日、発表された。
原作は、ノンフィクション作家の佐々涼子さんによる「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」で、第10回開高健ノンフィクション賞を受賞した。
2023年には米倉主演で同名のドラマシリーズがPrime Videoで配信され、25年5月からは地上波でも放送された。今作は、その続編となるオリジナルストーリーとなっている。
物語の舞台は、羽田空港内に事務所を構える小さな会社「エンジェルハース」。海外で亡くなった日本人の遺体を国内に、また日本で亡くなった外国人の遺体を母国へ搬送する「国際霊柩送還士」と呼ばれる専門職の知られざる仕事と、その日常を描く。口は悪いが情に厚い敏腕社長・伊沢那美(米倉)を中心に、個性豊かな社員たちが時に葛藤し、時にコミカルなチームワークを見せながら、ご遺族や故人に誠実に向き合う姿が描かれる。
米倉は、「私はもともと原作の『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』の大ファンでした。著者の佐々涼子さんの思いを引き継ぎ、“THE MOVIE”という形で再びこの物語を届けられることをうれしく思います」とコメント。
そして、「この作品には、一つ一つの命に物語があり、それぞれに愛や絆がある。どんな命にも意味があるというメッセージが込められています。エンジェルハースのメンバーがご遺族や故人に誠心誠意向き合う姿を、スタッフ・キャスト一丸となって心を込めて作っていますので、完成した作品を観たら私はきっとまた涙してしまうと思います」と語った。
同作は、Amazonプライム特典対象作品として来年2月13日より世界独占配信予定となっている。