メタルバンド「Crossfaith」(クロスフェイス)が30日、公式サイトで解雇処分となった元メンバーのDaikiの不祥事を謝罪し、グループの当面の間の活動休止を発表した。
グループ一同の名義で「被害女性への謝罪ならびに活動休止のご報告」と題した日本文と英文を投稿。「元メンバーDaikiが未成年者とDMで不適切なコミュニケーションを取っていた件につきまして、被害に遭われた女性の方、ならびにご家族の皆様に、心より深くおわび申し上げます」と謝罪。「また、私どもの対応が遅れたことにより、関係者の皆様や応援してくださっているファンの皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけし、さらには混乱や不信を招く結果となってしまいましたことについても、重ねて深くおわび申し上げます」とさらに謝罪の言葉を重ねた。
「今回の事態を極めて重大かつ深刻なものと受け止め、Crossfaithは当面の間、活動休止させていただく決断をいたしました」と伝え、「それに伴い、予定しておりました全ての公演につきましても、出演を中止とさせていただく運びとなりました」と発表した。
7月からスタートする予定だった「Crossfaith JAPAN TOUR 2025 -Paint The Target-」のチケットについては払い戻しをするという。
Daikiについては公式サイトで「社会的に不適切な行為を行ったことが、先日判明いたしました。本件を重大な事案と認識しており、メンバー内での協議ならびに本人への事実確認を行ったうえで、6/28付で解雇処分といたしましたことをご報告申し上げます」と伝えている。
同バンドは2006年に結成。斬新なコンセプトとパフォーマンスは海外でも話題となり、14年にはイギリス最大のロックフェスティバル「DOWNLOAD FESTIVAL 2014」のメインステージに出演した。「Paint The Target」はテレビドラマの主題歌に決まっている。