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2025年7月1日 04:00

氷川きよし、松本隆作詞の新曲「白睡蓮」配信決定 「松本先生の真心を深く感じました」

2025年7月1日 04:00

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歌手の氷川きよし(47)が1日、新曲「白睡蓮(しろすいれん)」をデジタル配信することを発表した。先行配信は今月16日から行われ、CDは9月3日に発売される。

同楽曲は、喪失と再会、そして“来世”への祈りをテーマにしたバラード。作詞は日本の歌謡界を代表する松本隆氏(75)が担当した。松本は今年、作詞活動55周年を迎え、「ルビーの指環」(寺尾聰、81年)、「冬のリヴィエラ」(森進一、82年)、「卒業」(斉藤由貴、85年)、「硝子の少年」(KinKi Kids、97年)など、数々の名曲を手がけてきた。作曲はロックバンド「GLAY」のTAKURO(54)、編曲と音楽プロデュースは亀田誠治氏(61)が務めており、豪華な制作陣がそろった。

松本氏は制作の経緯について「西麻布のレストランでKIINA.(氷川)が『赤いスイートピー』をカバーしたいと話した後、実はもう1曲新曲を作りたくて、その歌詞を書いて欲しいと頼まれた」と振り返る。「まだ新作を作る才能が自分に残っているか不安だったが、演歌系の歌唱力の高い人が上質なポップスを歌いたいという言葉に心を動かされ、引き受けた」と語った。

KIINA.名義でも活動する氷川にとって、松田聖子の「赤いスイートピー」は5歳の時に初めて人前で歌った思い出の曲。その歌詞を書いた松本氏が新曲の作詞を担当したことについて、氷川は「歌詞を見たとき、胸が締め付けられるような切ない思いになりました。生きることと死ぬことは常に表裏一体で、愛する人との別れを経験した方も多いと思います。そんな方々の心に寄り添い、いろいろなことを超越した詞を書いてくださり、松本先生の真心を深く感じました」とコメントした。

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