俳優の阿部寛(61)、菜々緒(36)、サヘル・ローズ(36)、津田健次郎(54)らが4日、都内で行われた、映画「キャンドルスティック」(米倉強太監督)の初日舞台挨拶に登壇した。
今作は、日本、台湾、イラン、米・ハワイの4つの国と地域の6都市を舞台に、阿部演じる罠(わな)にはめられ、すべてを失った元天才ホワイトハッカー・野原賢太郎が、「金融市場の番人」である難攻不落のAIをだまし、FX市場で大金を手に入れることをもくろむスリリングなマネーサスペンス。
イベントでは映画の内容にちなみ、「今後チャレンジしてみたいこと」について聞かれると、最初に答える予定だった阿部は「後にしてください」と言い、他のキャストから答えることに。
菜々緒は「二つあるんですけど、バックパッカーと自給自足生活をやりたいんです」と即答。「(田畑を)耕したりとかもやってみたいですし、釣った魚を自分でさばいて食べるとか、全部自分でやるのが夢です」と笑顔を見せた。
津田は「宇宙に行ってみたいです」と持ち前のイケボで回答。「僕の努力では全然無理なので、(宇宙飛行士には)頑張ってくださいと思っています」とエールを送った。
サヘルは「映画のヒット祈願を題して、全員で滝行をしたいです」と明かし「(滝行を)やるのが夢なんです。でもせっかくだったらこの映画のヒットを祈願して、このメンバーじゃなきゃ意味がないので、このメンバーで! ぜひよろしくお願いします!」と願望を語った。
最後に答えることになった阿部は「今みんなの話を聞いていたら全然考えてなかった…」とまさかの回答。「さっきまで考えていたんです、楽屋で。忘れてしまって…。そうですね…うーん。また次回にします」と言い、笑いを誘った。