俳優の山崎賢人(30)が主演する「キングダム」映画シリーズ5作目となる最新作が、2026年夏に劇場公開されることが11日、発表された。
中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・えい政を壮大なスケールで描く漫画「キングダム」(原作:原泰久氏)を実写映画化した人気シリーズ。原作は、2006年から「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載を開始し、25年4月時点で累計発行部数は集英社青年マンガ史上初となる1億1千万部を突破するなど、その勢いは止まらない。
これまで映画化された作品は、19年公開「キングダム」、22年公開「キングダム2 遥かなる大地へ」、23年公開「キングダム 運命の炎」、24年公開「キングダム 大将軍の帰還」の4作で、累計動員1700万人、興行収入245億円を記録。4作目の劇場公開が終わると、SNS上では「信とえい政がもう見られないなんて…」「王騎将軍から矛を託された信のその後が見たい!」など続編を切望する声が寄せられていた。
その熱い声に応える形で続編が決定。まだ詳細な公開時期やタイトルは分からないものの、甲冑を身にまとった信の姿をとらえたスーパーティザービジュアルが公開された。「思いを受け止め、前へ。」というキャッチコピーに期待が高まるが、主演の山崎からもコメントが寄せられた。以下、全文。
「続編の話を聞いた時、まだまだ原作は続いていて面白いエピソードもたくさん残っていたからうれしかったです。そしてついにこの続編を皆さんに発表できてとてもうれしいです。多くの人から『キングダム見たよ』と言っていただけて本当にありがたいと思いますしうれしいです。大沢(たかお)さん、王騎将軍が残してくれた魂を受け継いで、自分がみんなを引っ張っていけたらなと思います。さらにスケールアップしたキングダムでまた熱い夏を一緒に迎えましょう!」