お笑いコンビ「くりぃむしちゅー」、タレントのマツコ・デラックス、フリーアナウンサーの有働由美子(56)らが所属する事務所「ナチュラルエイト」が11日、公式サイトで、所属タレント全員が「円満に退社」し、タレントらが新事務所「株式会社チャッターボックス」を設立したことを発表した。
「ナチュラルエイト」をめぐっては、今年1月に社長の金銭トラブルが報じられていた。
公式サイトでは「今年に入ってからの一部週刊誌の報道により、ファンの皆様、そして関係各社にご心配をおかけしておりますことを深くおわび申し上げます」と謝罪し、「一部報道にありましたように、誠に遺憾ながら弊社内部における会計・税務上の問題が発覚し、現在事実関係の調査を行っております」と現状を説明。
「今回の件に関して各タレントは一切関与していないものの、タレントそれぞれがより仕事に専念し、その力を最大限発揮できる環境を整えるため、全員が円満に退社し、独立することを了承いたしました」と報告した。
また同日、「チャッターボックス」の公式サイトも開設。新事務所には「くりぃむしちゅー」、マツコ、有働に加えて、コトブキツカサ、お笑いコンビ「エイトブリッジ」が所属する。
新事務所の公式サイトにはタレントの連名コメントも掲載された。以下、全文。
この度、4人で新しく会社を立ち上げることになりました。
キャリアを重ねていく中で予想もしていなかった出来事があり、今後どうしていくべきかを4人で何度も話し合いました。今までお金のこと、経営のこと、大事なことを人任せにしすぎていたと猛省しました。
我々もよい年齢になりました。でも、何度も話し合う過程で、もっと前向きに、より積極的に仕事に関わっていきたいと、それぞれが再認識しました。
有田からの「俺たちの共通点はおしゃべりだよね」という言葉に、皆思わず笑みを浮かべ、本当にそうだよねと、うなずきあいました。
もっとおしゃべりして、もっとたくさんの人に聞いてもらいたい。そんな思いを込めて、「おしゃべりなやつら」という意味のチャッターボックスを社名にしました。
事務所の後輩たちも、一緒に付いてきてくれることになりました。
これからも変わらず、おしゃべりな私たちにお付き合いいただけたらうれしいです。
※写真は資料