近藤真彦、バースデーライブ開催「お客さんの前で歌っている時が一番楽しい」

歌手の近藤真彦（60）が12日、東京国際フォーラムで「MASAHIKO KONDO 45TH ANNIVERSARY 『Birthday Live 2025』」の初日公演を行った。

1979年にドラマ「3年B組金八先生」で俳優としてのキャリアをスタートさせ、80年12月に「スニーカーぶる〜す」でソロ歌手デビュー。45年にわたり芸能界の第一線で活躍してきた。

19日の61歳誕生日を前に行うバースデーライブで、代表曲「ギンギラギンにさりげなく」「ブルージーンズメモリー」「愚か者」など29曲を披露し、会場を埋めたファンを魅了した。

開演前には取材対応。映画「サタデー・ナイト・フィーバー」のジョン・トラボルタを意識したという衣装で登場し、「大げさだけど、61歳、派手なほうがいいのかな」と笑顔で明かした。

還暦イヤーから精力的に活動し、「毎日スケジュール帳とにらめっこしている感じだったけど、一生懸命できちゃうもんですね」と充実の表情。「たくさんの人の前で歌えるのは幸せ。お客さんの前で歌っている時が一番楽しいとつくづく感じる」とかみしめた。

ライブでは、“新御三家”の故・西城秀樹さん、野口五郎、郷ひろみの楽曲も歌唱した。近藤は、「歌は歌い継がれなきゃいけない。緊張するけど歌わせていただきます」と力を込めながら、「先輩たちのファン怖いから、本当は内緒にしたかった」と笑った。