「timelesz」寺西拓人、“タイプロ”オーディション前の初主演映画が公開へ

8人グループ「timelesz」の寺西拓人（30）が12月5日公開の「天文館探偵物語」（諸江亮監督）で映画初主演を飾ることが発表された。

南九州一の繁華街、鹿児島県の天文館のバーで働く一方、街の人たちの困りごとを日々探偵として奔走していく主人公（寺西）が、スリ事件をきっかけに天文館エリアの再開発を巡る巨大な陰謀に巻き込まれていくという物語。

寺西は撮影当時、いち俳優として初主演の抜擢（ばってき）を受け、その後「timelesz project -AUDITION-」を経て、デビューを果たしている。「（timelesz project）オーディションを受ける前日ぐらいまで、この撮影をしていたので、当時はまさかこうなるなんて、僕も思っていませんでしたが、それによってより多くの人に鹿児島の魅力だったり、この作品がたくさんの人に伝わればうれしい」と語っている。映画初主演については、「ありがたいなという思いと、共演してくださる皆様はじめスタッフの皆様のお力を借りながら最大限の力を出せればと思って臨みました」と回想。

劇中で主人公と敵対関係にある役を、同じ芸能事務所に所属する室龍太（36）、高田翔（31）が演じ、timeleszの原嘉孝（29）が医師役で友情出演する。今年2月に寺西とともにtimeleszのメンバーになった原は「僕とテラがtimelesz に入る前の活動を知らない方ももちろんたくさんいらっしゃって、そういう方たちにも、こうしてその時の活動を届けられる事がうれしいです」とコメント。

オールロケが行われた鹿児島では、全国公開に先駆け、11月21日から先行上映される。