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俳優の坂口健太郎（34）が主演を務める映画「盤上の向日葵」（熊澤尚人監督、10月31日公開）の追加キャストが、24日に発表された。
原作は、「孤狼の血」で日本推理作家協会賞（長編および連作短編集部門）を受賞した柚月裕子氏による同名小説。将棋界を舞台に、天才棋士と伝説の賭け将棋師の数奇な運命を描くヒューマンミステリー。
物語は、山中で発見された謎の白骨死体と、遺体とともに見つかった世界に7組しか現存しない希少な将棋駒をめぐる事件から始まる。捜査の末、容疑がかかったのは、突如将棋界に現れた天才棋士・上条桂介（坂口）。さらに、桂介の過去を知る重要人物として、賭け将棋で裏社会に生きた男・東明重慶（渡辺謙＝65）の存在が浮かび上がる。桂介と東明の間に何があったのか。謎に包まれた桂介の生い立ちが、次第に明らかになっていく。
これまでに坂口と渡辺の共演、そして桂介の元婚約者・宮田奈津子役に土屋太鳳（30）が出演することが発表されていた。
今回は新たに、桂介の過去を解き明かす刑事・石破剛志役に佐々木蔵之介（57）、石破と共に行動する若手巡査・佐野直也役に高杉真宙（29）らが加わることが明らかになった。また、主人公の運命の鍵を握る人物として、音尾琢真、柄本明、渡辺いっけい、尾上右近、木村多江、小日向文世が名を連ねた。
佐々木は、「宿命に絡めとられ、壮絶な勝負に挑み続ける二人の男。心の荒野をさまよい、巻き込まれながら謎を追い求める刑事・石破を演じました。運命に抗いながらも、『生きろ！』との叫びを、ぜひスクリーンでご覧ください」とコメントした。
また、今回あわせて、サザンオールスターズが担当する主題歌「暮れゆく街のふたり」を使用した予告映像と、ポスタービジュアルも公開された。
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