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2025年7月25日 20:26

五木ひろし、休演していた明治座座長公演に復帰!「歌い手、舞台人はやはりこの板の上に立ってこそ」

2025年7月25日 20:26

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慢性閉塞(へいそく)性肺疾患、気管支炎と診断され緊急入院し、公演中の「デビュー60周年記念 五木ひろし特別公演 坂本冬美特別出演」(東京・明治座、27日まで)を休演していた歌手の五木ひろし(77)が25日、復帰を果たした。

五木は第2部の歌謡ステージ「スペシャルショー」にだけ登場。2曲目の「契り」を歌い終えたところで客席に向かい「ご心配とご迷惑をお掛けしたことをおわび申し上げます」と頭を下げた。

そして「歌い手、舞台人はやはりこの板の上に立ってこそなんだと改めて思います」と語り、ステージ活動への並々ならぬ熱い思いも語った。

まだ、完全回復とは言えないという五木だが、歌声に病気の影響が感じられることはなく、この日はギター弾き語りで「よこはま・たそがれ」や最新曲の「母の顔」など9曲を歌い上げて詰めかけた観客を喜ばせた。

五木のためにと、自身の1曲目に「祝い酒」を披露した坂本冬美(58)はステージ上で五木と並ぶと、時折ハンカチで目頭を押さえる一幕も。五木の休演中、第一部の芝居「花のお江戸の快男児 喧嘩安兵衛」で代役として安兵衛を演じた太川陽介(66)はエンディングで舞台に立つと五木に抱きついて号泣。五木もその熱い歓迎ぶりに目を潤ませていた。

五木は今月12日、体調不良のため緊急検査入院し、13日までの3公演の中止を発表。その後、慢性閉塞性肺疾患、気管支炎と診断され、24日まで休演が延長されていた。

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