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俳優の山時聡真(20)、中島瑠菜(18)、プロフィギュアスケーターの高橋大輔(39)、俳優の前野朋哉(39)らが29日、都内で行われた、映画「蔵のある街」(平松恵美子監督)の完成披露上映舞台挨拶に登壇した。
今作は、コロナ禍の時期に全国の街で打ち上げられた“サプライズ花火”のエピソードをもとに、岡山県倉敷市の高校生が幼なじみとの約束を果たすため、街で花火を上げようと奔走する姿が描かれる。山時は倉敷市で暮らす高校生の難波蒼役、中島は蒼の幼なじみ・白神紅子役でダブル主演を務め、高橋は蒼や紅子らをサポートする美術館の学芸員・古城緑郎役を演じた。
倉敷市出身の高橋は、地元を舞台にした今作が初の映画出演作となった。監督から直接オファーを受けたといい、「お芝居に興味がわいている時期だったのと、故郷が舞台だったので、巡り合わせじゃないかと思い、すぐに返事させていただきました」と振り返った。
また、高橋と同い年で、同じく倉敷市出身の前野は、高橋と同じ日に同じ場所で成人式をしたといい、「僕はもちろん(成人式の時に)知っていたので、高橋さんだ〜って思って見ていました」と告白。「その時ぶりに、まさか映画で共演できるとは思っていなかったので、めちゃくちゃうれしかったです」と喜んだ。
高橋とのエピソードを聞かれると、前野は「『オリンピックとどっちが緊張しますか?』って聞いたら『全然こっちです』って言われて。あ、そうなんだって思いました」と明かし、笑いを誘った。
高橋は「本当にどうしていいかわからない感覚だったので、最初はキョロキョロしていました」と笑った。
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