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タレントの堺正章(78)が5日、東京・文京区の護国寺桂昌殿で営まれた大手芸能事務所「ケイダッシュ」の代表取締役会長・川村龍夫さんの通夜に参列。報道陣の取材に対応した。
堺は、「まだまだ元気で芸能界で頑張ってくれないと困る方だったんで、みんなが混乱していると思う」と心境を吐露した。
川村さんと最後に会ったのは、亡くなる約1週間前。飲食店で偶然対面したといい、「『おぉ!堺!』という驚いた言い回しが今でも耳についています」と振り返り、「彼はだんだん弱っていくようなタイプではなく、張りのある人間だった。ですから(訃報の)電話がかかってきたときは、相当重いものが頭の上から落っこちてきたような衝撃を受けた」と明かした。
故人の人柄を「思い込みが強い男」と懐かしみ、在りし日のエピソードを紹介。その上で、「イメージってすごく大事な世界ですから。そういう意味で彼は芸能界に向いている。無から有を生むようなことには才たけた人間だった。もっと新しい人を輝かせてほしかった」と別れを惜しんだ。
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