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声優の山寺宏一(64)、速水奨が8日、都内で行われた「映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ」の初日舞台挨拶に登壇した。
今作で山寺は、インド機密未解決怪奇事件特捜部のエリート刑事、カビールを、速水はその相棒ディルを演じており、劇中ではデュエットで楽曲「インドパワー120%」も披露している。
山寺は楽曲について、「大変でしたよね。まずですね、送られてきたデモテープのキーが、とんでもなく高くて、“そんな声出るか!”と。日本人のなかなかのボーカリストでも出ない、超高音のやつが送られてきて、日本を代表する低音声優の速水さんに、どうやって歌わせるんだ!と(思った)」とぶっちゃけ。
その後の展開も「もらったデモテープからはだいぶ低いんですけど、自分で限界のキーにして、“速水さんどうします?”“じゃあ、1オクターブ下でいきましょう”となった。それで、ターブ違いで歌っています」と明かした。
また、速水がいきなり「これ、(二人で)Mステ(ミュージックステーション)に出られるって話?」と言い出し、山寺も「行きたいですね! Mステ!! そして、紅白(歌合戦)」と大盛り上がりだったが、速水は「紅白はやめよう。局が違う」と冷静にツッコんでいた。
しかし、山寺のテンションは上がりっぱなしで、この日MCを務めていたテレビ朝日・堂真理子アナウンサーに「本当ですか!? どうですか?」とたずね、堂アナは困りながらも「ちょっと会社で検討させていただきます」と答えていた。山寺は「皆さんお願いします! タモリさんに何を言われるかな」と期待していた。
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