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松竹は11日、公式HPで、東京・歌舞伎座で開幕中の松竹創業百三十周年「八月納涼歌舞伎」第二部「火の鳥」の同日の公演を急きょ中止すると発表した。
中止の理由については、「出演者の体調不良により」と説明し、「皆様には大変なご迷惑をおかけいたしますこと、深くお詫(わ)び申し上げますとともに、ご理解を賜りますようお願い申し上げます」と謝罪して理解を求めた。12日は休演日となることから、「明後日(=13日)以降の上演に関しましては、決定次第、松竹ホームページにてお知らせいたします」と伝えた。払い戻し方法に関しても、決定次第同社ホームページで発表するという。
歌舞伎座の夏の風物詩として恒例になっている「八月納涼歌舞伎」は、気軽に観劇できる三部制を取り入れ、古典から新作と意欲的な作品が並び、若手俳優の挑戦の場ともなっている。第二部「火の鳥」では、父・松本幸四郎(52)が大王、息子の市川染五郎(20)がヤマヒコを演じる。公演は、同所で26日まで。
※写真は、今月3日の同公演初日劇場前イベントの際のもの
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