俳優の勝野洋（76）とタレントのキャシー中島（73）夫妻が14日、都内で「勝野劇団公演vol.8.5『横浜グラフィティ・ダイアリー〜あいつら、本当に格好良かったよ〜』制作発表」（9月6、7日に東京・赤坂レッドシアター）を行い、孫の八瑠子（はるこ＝8）にデレデレな姿を見せた。
「勝野劇団公演」は、勝野を中心に、勝野家総動員で年に1度開催される舞台公演。キャシーの若かりし頃の物語で、主演を洋が務め、脚本・演出は次女の勝野雅奈恵（43）、原案・プロデューサーはキャシー、舞台衣装は長男の洋輔（41）が担当。今作では、雅奈恵の長女・八瑠子がキャシーの幼少期を演じる。
八瑠子は、昨年の公演では“マスコット”的存在として出演し、初舞台を踏んだ。
洋は「去年、出た時から信じられない、孫がこんなに小さくて大丈夫かなと、こちらがドキドキすることが多かったんですが、セリフをもっとちょうだいって言うようになっちゃって」と苦笑い。「『ねぇ洋、私のセリフ読んで。どのくらい？』とか言う。僕がセリフを練習していても『こうした方が良い』とか言うんですよ。本当に頼もしいというか、みんなが稽古をしている横で育ったんで、そういう感性があるのかなってちょっと楽しみな子」と孫の成長に目を細めた。
そんな洋の姿にキャシーは「孫が生まれるまでは、お友達が孫自慢をすると、『そんな孫のことばっかり言っちゃって。あぁいうの大嫌いなんだよね』って言っていたんですよね。何か、今の勝野を見ていると何？ と思ってしまう。孫自慢どころじゃない。どうしてそう変わったの？」と鋭いツッコミ。
洋は「最初はそうだったんですよ。孫が生まれてみたらいやぁ…可愛いねって。そういうもんですよね」と手の平返しで笑いを誘った。
八瑠子が「（おじいちゃんとの芝居は）楽しいです」と言うと、洋は「えらい！良い子だ！最高！」とデレデレで、キャシーは「ジジバカ出たでしょ？」とニヤリ。
キャシーは「私たちの子どもを育てている時は（洋は）ほとんど参加していないんですね、ワンオペ状態」だったと言い、今は孫の送り迎えや、冷凍庫に入りきらないくらいアイスクリームを買ってくるなど、大変貌を遂げ、「私にも何か買ってくることなかったのに。私は大事にされてなかったってことを、孫を見て思う今日この頃です」と口をとがらせ、洋は「何言っているの、一番大事にしているじゃないの」とフォローし、おしどり夫婦ぶりを見せつけた。