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「なにわ男子」の長尾謙杜(23)と女優・山田杏奈(24)がダブル主演を務める映画「恋に至る病」(10月24日公開)の主題歌をスリーピースロックバンド「Saucy Dog」が担当することが18日、発表された。
原作は、作家・斜線堂有紀氏のミステリー・サスペンスと恋愛の世界を融合させた同名小説。内気な男子高校生・宮嶺(長尾)と学校中の人気者・景(山田)の不器用で一途な初恋を描く。
主題歌は、Saucy Dogが書き下ろした新曲「奇跡を待ってたって」に決定。劇中シーンとマッチする主題歌が“切なすぎるラスト4分”を感情豊かに彩る。
同曲を書き下ろしたSaucy Dogの石原慎也は「自分の大切な人が苦しんでいる時、僕は何が出来るかな。その元凶からどうすれば君を救えるかな。君を傷つけた存在を僕は許せるかな。ひょっとしてほんの少し環境が違えば、自分も大きく道を踏み外してしまうかも知れない。それを胸に生きていきたい。もう誰も傷つかないように」と主人公二人の心情を語りかけるようなコメントが寄せられた。
一足先に主題歌を聴いた長尾は「すごくパワーのある曲だなと感じ、すてきな歌詞やバンドサウンドの中で石原さんの温かい声とハイトーンボイスが本当に印象的なので、たくさん聴こうと思います!」とコメント。
山田は「この主題歌を聴きながら、演じていた時よりも景と宮嶺をぐっと近い存在に感じていました。一言で形容しがたい景というキャラクターを思い出していたその瞬間、感情たっぷりに伝わってくる石原さんの歌声にどこか肯定してもらったような気がしました」と語っている。
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