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タレントの中山秀征(58)が18日、東京鳩居堂の銀座本店で、「第二回中山秀征書道展」(19〜31日)の取材会を行った。
今回は、「第78回カンヌ国際映画祭」作品展で発表した「不敗」「無心」など約20作品を展示。テーマは「智慧(ちえ)」で、これまで中山が経験した事や感じた事を文字にしている。
開催を翌日に控え、中山は「鳩居堂さんでやらせていただくというのは、我々書道をやっているものとして、すごく素晴らしい場所なんです。実は、タレントでここでやった方はいないそうです」と明かし、「申し訳ないのと、ありがたいのと、うれしいので、本当に感謝しております。気持ちも引き締まりますし、気合いも入ります」と意気込んだ。
お気に入りの一つは、カンヌでも展示したという「不敗」だという。「勝とうとすると、勝てば勝っただけ敵が増えますけども、負けないようにしていくというのは、私の考え方というか日常に合っている。まあ、長くやるというのは、そういうことかなと思っています」と笑顔で語った。「不敗」と「笑門」は、カンヌで購入希望者がいたという。「笑門に関しては、“半分(の文字を)売ってくれないか”という方がいた。“笑”の方がほしいと。“これはセットなんです。小分けに売るもんじゃない”と説明したら、真顔で“そうなんだ”と言われた。でも、欲しいという人がいたのは驚きましたね」と振り返った。書道展は31日まで開催。
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