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俳優の山田裕貴(34)、古田新太(59)らが20日、都内で行われた、映画「ベートーヴェン捏造」(9月12日公開、関和亮監督)プレミアムナイトに出席した。
かげはら史帆氏の歴史ノンフィクション「ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく」を原作に、お笑いタレントのバカリズムが脚本を担当し実写映画化。偉大なる天才音楽家・ベートーヴェン(古田)の誰もが知るイメージは、秘書・シンドラー(山田)による“でっちあげ”だったという物語。
今作にちなみ、キャスト陣には“捏造したい過去の失敗エピソード”について質問が。
山田は「いろんなことを忘れてしまう」と答え、「例えば、地元の友達から『(学生時代に)こういうことあったよねー』って言われたことをほぼ覚えていない。あと、自分が整骨院の先生に『この日、何時に予約をお願いします』って言って、そこから連日撮影とかで日にちが空くと、結構忘れることが多い」と苦笑いを浮かべた。
一方、古田は「大昔、舞台袖でタバコを吸ってて、出とちった」と回答し、20代の時に出演した舞台「西遊記」でのエピソードを披露。
「その頃は舞台袖でタバコを吸っても平気だったから、次のシーンの着替え待ちのときにパンツ一丁で、舞台袖でタバコを吸っていたんですよ」と回想。「そしたら(ステージ上では孫悟空役の)主役の渡辺いっけいさんが無音の中、筋斗雲に乗っているんですよ。僕は三蔵法師役だったので、そこに出て行って孫悟空と戦わないといけなかった。けど、こっちはパンツ一丁でタバコを吸っているんですよ。しょうがないからパンツ一丁に袈裟だけつけて出て行った。演出家と作家にすっげぇ怒られた」と明かし、笑わせた。
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