演歌歌手の三山ひろし(44)、辰巳ゆうと(27)、津吹みゆ(29)、藤井香愛(37)らが21日、東京・狛江エコルマホールで行われたイベント「1PPO~歌と芝居の贈り物〜」の初日公演を前に、報道陣の取材に応じた。
三山が今後の演歌・歌謡界を若手歌手とともに盛り上げていきたいとの強い思いから、芝居と歌の二本立ての新規イベントを企画。レコード会社の枠を超えて集結し、一部は大芝居「道〜こころざし」、二部は歌謡ショーに挑戦する。
辰巳は「僕はなかなか稽古に参加できる日数が少なかったですが、周りの皆さんにサポートしてもらい、この日を迎えることができて感謝の気持ちでいっぱいです」とニッコリ。さらに「歌手の皆様と一緒にお芝居するなんて、これが終わったら次はいつになるか分からないレアな機会をいただいた。皆さんと結束を高めて、今日一日で大きな一歩を踏み出せると思う。楽しみながら一生懸命歌いたい」と目を輝かせた。
津吹は「三山先輩からお話をいただいて、今日の本番まであっという間でした。何が始まるのかとワクワク、ドキドキもありましたが、3週間の稽古の中で三山さんの舞台の作り方や舞台にかける熱量を身近で勉強できてうれしかった」とここまでの日々を振り返った。
藤井はほとんど芝居経験がないと言い、「初めてくらいの気持ちで挑ませていただいた。稽古期間中は本読みから始まって、すべてが新しくて、家に帰ると知恵熱が出そうなくらいでしたが、毎回の稽古は楽しく厳しく指導いただいて、とても楽しかった。かけがえのない時間を過ごすことができた」と感謝。「今年、新たに決断したこともあったので、自分と重なる部分もあり、気持ちを重ねながら今日の本番に挑みます」と意気込んだ。