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2025年8月22日 05:00

水谷豊&寺脇康文“黄金コンビ”復活 「相棒」新シリーズ10月始動 初回は人間国宝講談師の殺人事件

2025年8月22日 05:00

水谷豊&寺脇康文“黄金コンビ”復活 「相棒」新シリーズ10月始動 初回は人間国宝講談師の殺人事件
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俳優の水谷豊(73)が演じる警部・杉下右京と、寺脇康文(63)が演じる巡査部長・亀山薫の名コンビが帰ってくる。

テレビ朝日系の人気刑事ドラマ「相棒season24」が、10月から毎週水曜午後9時に放送されることが22日、発表された。初回はシリーズ生みの親で脚本家・輿水泰弘氏によるスペシャルとなる。

「相棒」は2000年、「土曜ワイド劇場」のスペシャルドラマとしてスタート。連続ドラマの放送回数は累計446話に達し、今作で通算11シーズン目を迎える。右京と薫のコンビとしては4シーズン目。劇場版やスピンオフ、舞台、書籍化など幅広く展開され、国民的刑事ドラマとして不動の人気を築いてきた。

舞台は、警視庁の異色部署「特命係」。上層部から疎まれた人材が集められることから“人材の墓場”とも呼ばれる。そこに所属するのが、冷静沈着で知識豊富な右京と、情熱あふれる薫だ。性格も捜査スタイルも正反対の二人は、これまでも数々の難事件を解決してきた。新シーズンでは再びタッグを組み、複雑な事件に挑む姿が描かれる。

初回スペシャルで描かれるのは、“人間国宝の講談師”をめぐる殺人事件。芸の極致にたどり着いた名人と、その周囲に渦巻く複雑な人間模様、そして時代を映し出す“業”深き事件から物語は幕を開ける。

水谷は「右京は警察官という職業を選んだ瞬間から、一貫して“右京の正義”を胸に刻み続けてきました。これは彼が警察官である限り、誰が何といおうと変わらない、譲れないもの。それが『相棒』という作品の揺るぎない軸につながるのだと思います。これまで僕は右京という人物を信頼してきましたが、これからも彼のブレない正義を信じ続けていくことでしょう」とコメント。

寺脇は「初回スペシャルは輿水さんの脚本で、“またスゴいものを書いてきたな!”と震えました。初期の薫らしさのセリフもありながら、成長や変化もある」と明かし、また「シリーズの振り幅が大きいほど面白いですが、奇をてらうのではなく、ミステリーの面白さを追求し、真摯にドラマ作りに向き合っていきたい」と意気込みを語った。

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