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俳優の広瀬すず（27）、松下洸平（38）が24日、東京・千代田区の神田明神で行われた映画「遠い山なみの光」（石川慶監督、9月5日公開）の公開直前大ヒット祈願イベントに出席した。
作家カズオ・イシグロ氏の同名小説が原作。1950年代の長崎と80年代の英国という時代と場所を超えて交錯する“記憶”の秘密をひも解いていくヒューマンミステリー。
広瀬は、「ちょうど1年前に撮影をしていて、カンヌ映画祭にも行かせてもらった」と語り、「まだ公開していないんだという感じ。長かったようで早い感覚ですけど、（封切りが）楽しみですね」とほほ笑んだ。松下も、「長崎パートにしか出ていないけど、多くのイベントに参加させていただいてうれしい」と笑顔を見せた。
二人は初共演で夫婦役を務めた。互いの印象について松下は、「現場でも素の広瀬すずのまま。ずっとヘラヘラしている」と明かし、「本番の2秒くらい前までヘラヘラ、フラフラしている」と告白。「でも本番になった瞬間にパッと顔が変わる。改めてすごい方だなと。勉強させていただくことが多かった」と振り返った。
これに広瀬は、「（松下も）ずっとふざけている。小さい声でボケ続けていた」とやり返し、笑いを誘った。
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