テレビ朝日系木曜ドラマ「しあわせな結婚」(午後9時)が視聴者の間で大きな話題となっている。第6話のラストで、15年前の布勢夕人(玉置玲央)殺害事件の犯人が叔父・鈴木考(岡部たかし)だったことが判明。SNSでは「まさかのおじさん出頭!!」「結末が全く予想できない」との声が相次いだ。
28日放送の第7話を前に、松たか子(48)、板垣李光人(23)、岡部たかし(53)が撮影秘話と見どころを語った。
ヒロイン・ネルラ役の松は、弟レオ役の板垣について「しっかりしていて“レオ像”がぶれない。困った時はリヒト様を見るほど頼りにしていました」と信頼を寄せ、第6話の「出て行けよ。それがいいよ」という台詞には「姉弟ながらドキッとして乙女な気持ちになれた」と振り返った。
岡部については「“絶対に何かある”と思わせる芝居はさすが。出頭シーンは知っていても衝撃だった。イチから岡部さんの演技を見返すと面白い」と呼びかけた。
板垣は「芝居でもオフでも松さんに助けられた。独特な姉弟の距離感は松さんのお芝居のおかげ」と感謝。岡部については「包容力が役柄と重なっていた。甘えたり頼ったりできたのは岡部さんのあたたかさがあったからこそ」と話し、「いつか岡部さんの手料理を食べてみたい」とコメントした。
岡部は松を「常に気配りの人」と評し、板垣については「ナチュラルな芝居で、2人のシーンではトーンやスピード感を決めてくれた」と評価。第6話の出頭シーンについては「“ここでか!”と思いました。この出頭は善悪とは何かを提示していると思います。鈴木家の一員として、また第三者としても考えて楽しんでほしい」と語った。
第7話には、俳優の小手伸也(51)、新納慎也(50)がゲスト出演。物語は新たな局面を迎え、鈴木家の運命が大きく動き出す。