「timelesz」の佐藤勝利（28）、俳優の松下由樹、入野自由（みゆ＝37）、神保悟志（62）、小島聖（49）、浅野和之（71）らが3日、東京・PARCO劇場で行われた、舞台「ブロードウェイ・バウンド」の開幕前会見に出席した。
コメディー作家のニール・サイモンが1980年代に取り組んだB・B三部作と呼ばれる自伝的作品の「ブライトン・ビーチ回顧録」「ビロクシー・ブルース」に続く完結編。第二次世界大戦を経て青年となった主人公・ユージンが、家族への愛情と失望の狭間（はざま）で揺れ動きながらも夢に向かう姿を描く。
今回、2021年に上演した「ブライトン・ビーチ回顧録」のチームが再集結。主演の佐藤は「4年ぶりに家族が大集結してくれて、温かいメンバーで楽しくやらせていただいている。今回から浅野さんと小島さんが参加となって、すごく刺激をいただいている。（明日の初日が）すごく楽しみです」と初日を心待ちにした。
「素直に再会できたことがうれしいですし、4年経って同じ家族が集まれるのはスケジュールなどもあるので“奇跡”」と再会を喜び、観劇するファンへ「4年前から見ていただいている方にとっては、同じ家族で見られるのは、なかなか無い体験。人間の深い部分が見られる作品でもあるので、ぜひ舞台で観劇してほしい」と見どころをアピールした。
また座長として意識している事を聞かれると、「座長を出来ている訳ではないと思う。皆さんからの差し入れの方がおいしいものが多く、支えられています」と謙遜。浅野から少しとぼけて「何かいただきましたっけ？」とツッコまれると、佐藤は「1回だけ…いや、1回だけじゃない！何回かしています」と大慌てし、最後は「これから楽しみにしておいてください！もう少し豪華なものを」と約束し、笑わせていた。
東京公演は同所で4日〜28日まで上演。