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俳優の天海祐希（58）が主演を務めるテレビ朝日系木曜ドラマ「緊急取調室」（午後9時、初回は拡大スペシャル）の第5シーズンが、このほどクランクインした。4日、発表された。
2014年の第1シーズン放送開始から続く人気シリーズは、今作でついに完結。12月26日公開の劇場版「緊急取調室 THE FINAL」とも連動し、ドラマと映画の二本立てで有終の美を飾る。ドラマの放送開始は10月16日。
物語は、天海演じる叩き上げの取調官・真壁有希子が、可視化設備を備えた特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班（通称・キントリ）」のメンバーとともに、凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる。
脚本は、テレビ朝日系ドラマ「陽はまた昇る」（2011年）や「BG〜身辺警護人」（2018年、2020年）などを手がけたヒットメーカー、井上由美子氏によるオリジナル作品。最終章となる今シーズンでは、シリーズ史上最強の被疑者たちとの攻防が描かれる。
撮影初日には、天海演じる有希子を支えるキントリの鉄壁メンバーが勢ぞろい。
「梶山勝利」役の田中哲司（59）、「玉垣松夫」役の塚地武雅（53）、「菱本進」役のでんでん（75）、「小石川春夫」役の小日向文世（71）が取調室セットに集結。さらに、捜査一課の名コンビ“もつなべ”としておなじみの「渡辺鉄次」役の速水もこみち（41）と「監物大二郎」役の鈴木浩介（50）も久々に顔を合わせた。
本番直前まで談笑していたキャスト陣だが、カメラが回ると一転、真剣なまなざしで息の合った掛け合いを披露。長年培った信頼関係がにじみ出る、力強くも心地よい滑り出しとなった。
今回、ドラマの予告映像も4日公開となった。
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