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俳優の横内正(84)、三浦浩一(71)、大鶴義丹(57)らが4日、東京・中央区の三越劇場で、舞台「リア王2025」のプレビュー公演&囲み取材を行った。
原作は英国の劇作家・詩人ウィリアム・シェイクスピアの作品で、リア王を演じる主演の横内が上演台本・演出も手掛ける。
横内は「もう6回目の公演ですが、毎回新鮮な気持ちで取り組んでいます」と自信たっぷりに挨拶。今後に向け、「まだこれが終着駅だとは思っていません。また来年も再来年も続くんではないかなと、自分なりには考えています。(俳優)仲代達矢さんは92歳ですけれども、まだ現役でおやりになってらっしゃるので、それを思えば、まだまだ僕なんてガキですよ。また、リアにとどまらず、他の作品に関しても、僕の可能な限り、また新たなものに挑戦したいなと思っています」と願った。
オールバニ公爵役の大鶴は、昨年に続き2回目の出演となる。「シェイクスピアはなかなか難しくて、稽古場で“うまくいったな”と思っても、2〜3日すると“やっぱり物足りないんじゃないかな”なんて思ったりする。いくつやっても、前に進んでないような気もするような、すごく大きな謎に立ち向かうような稽古場での1カ月でした」とかなり苦戦したようだったが、「今日やっとたどり着けたんですけど、まだまだこれから始まるので、本当に頑張っていきたいと思います」と意気込んだ。公演は、同所で同日から8日まで。
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