アイドルグループ「僕が見たかった青空」が5日、東京・足立区のシアター1010で舞台「夏霞〜NATSUGASUMI 2025〜」の公開稽古を行った。
昨年上演された「夏霞」をベースに、大切な友達を失った合唱部の女子高生たちに起きる奇跡の物語。
今年は八木仁愛(とあ、18)と杉浦英恋(えれん、17)がダブル主演を務め、合唱部の主要メンバーも2グループ編成となり、同じ筋書きながら“二つのルート”が誕生し、それぞれが異なる空気感と魅力を放つ作品へと進化した。
昨年も主演を務めた八木は「2回目ってこともあるし、1年が経って心が成長したっていうのもあって、前回よりも緊張しすぎず、楽しくできている。去年の良さは残しつつ、さらに自由度の増した私たちらしい『夏霞』がお届けできるんじゃないかなとワクワクしています」と余裕を感じさせるコメント。
一方、初めて主演を任される杉浦は「今は緊張している気持ちでいっぱい。私の力、パワーを存分に発揮できたら」と意気込み、「メンバーの絆もより深まったと思う。去年も目に見えない絆が深まったと実感していて、今年は自由度が増したことによって、メンバー一人ひとりが輝ける場所が増えたのが変化した部分かなと思います」とPRした。
杉浦率いる“Bチーム”はアドリブが多いそうで、稽古中には杉浦がメンバーの安納蒼衣(18)にひざまずいてプロポーズする瞬間があり、メンバーの笑いを誘ったという。杉浦は「結構真剣にやっていたんですけど、本番にやるかは分からない。テンションが上がったら出るかも」と“予告”し、「笑いあり、涙ありの“僕青”らしさが詰まった舞台。今年は二つのルートがあるので、ぜひ2回楽しんでいただけたらうれしいです」と呼び掛けていた。
同所で今日6日〜15日まで。