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歌手の大黒摩季が7日、インスタグラムを更新し、実弟の死去を報告した。
大黒は、「望みも願いも枯れ果ててもういつ死んでもいい、いっそ父母のいる天国に連れてってほしいと刹那（せつな）にさまよう者が生かされて、愛する者のために、命を注いできた会社のために、不器用すぎる姉のために、宿命を受け入れて生き抜くんだと誓って一途に頑張っていた人が天に召されるのか」と悲痛に書き出し、「昨日9/6のam2：31 愛弟の礼騎が父母の待つ天国へと旅立ちました」と明かした。
礼騎さんは8月30日に大黒のライブを訪れ、翌日も行動をともにしたというが、「それから3日と経たぬ9/3の夕方、再び脳出血で救急搬送されました」と回想。
礼騎さんが2021年に椎骨動脈乖離（かいり）を患って「奇跡的に生還」したことを明かし、「だからあらゆる延命治療を施し生命を維持できたなら、二度目の奇跡を信じまた一歩ずつ治療してゆこうと家族、近しい仲間たちとエネルギーを注ぎ続けましたが、最後の山を越えようという昨日の未明、その心臓は力尽きあっという間にリズムを無くし父母のいる天に召されました」と伝えた。
大黒が音楽活動を続けられるよう、礼騎さんが家業を継いだ経緯を記し、投稿には幼少期の写真や姉弟ショットなども添えている。
「これまで礼騎にたくさんの思いと期待、ご尽力をいただきました全ての方々へ」と感謝をつづり、「どうか、ひとときでも彼との思い出を振り返り、この一途な生涯を褒めてくださることが最高の冥福と思います故、献杯とともに皆様の愛を注いでやってください」と結んだ。
※写真は資料
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