ロックバンド・LUNA SEAのドラマー・真矢が2020年から大腸がんのステージ4の治療をしていたこと、そして脳腫瘍と診断されたことを公表しました。
真矢は、8日、自身のInstagramで報告しました。
「僕から皆さまにご報告しなければならないことがあります。2020年に大腸がんのステージ4が発覚しました。ライブ、その後のツアー中ではありましたが7回の手術と抗がん剤治療、放射線療法を併用してライヴを続行してきました。2025年2月に東京ドームで開催した結成35周年ツアーのグランドファイナルまで走り抜いてきて、活動はひと段落したのですが、先日めまいで倒れ、立てなくなってしまいました」
脳神経外科でMRI検査を受けたところ、右側頭部に腫瘍が発見され、脳腫瘍と診断されたということです。今後は放射線治療を行うそうですが、もし炎症を起こした場合、動けなくなることや、演奏に支障が出ることを明かしています。
今後の活動については9月27日、28日に真矢の故郷、神奈川県・秦野市で開催される秦野たばこ祭には、車いすで参加を予定しています。
11月8日、9日に開催が予定されている『LUNATIC FEST. 2025』のドラムは代打の方が担当するということです。
真矢はファンへ向けメッセージを送っています。
「いつかまたステージに復帰できる時まで、まずは死なないこと、そしてずっと希望を失わないことを約束します。またその時に、皆さん笑顔でお会いしましょう」
LUNA SEAのメンバーも公式Instagramでコメントを発表しました。
「真矢の病状について、本人からの言葉を受け取った皆さんも、きっと驚きや不安な気持ちでいっぱいだと思います。でも、僕たち4人は何よりもまず、真矢には何も心配せず、治療に専念してもらいたいと思っています。これまでどんな時も、LUNA SEAの屋台骨としてバンドを支えてきてくれた彼に、今度は僕たちが帰ってこられる場所を守る番です。ファンのみんなにも伝えたいのは──真矢の居場所は、いつだってここにあるということ。僕たちはずっと変わらず、真矢の帰りを信じて待っています。そしてその間も、5人とファンのみんなとで作ってきたこのバンドを、大切に守り続けていきます。これからもLUNA SEAを、そして真矢を、どうか温かく見守っていただけたら幸いです」
(『ABEMA NEWS』より)