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俳優・吉沢亮(31)が主演を務める映画「国宝」の興行収入が133億円を突破し、北米での公開も決定した。8日、配給の東宝が発表した。
作家・吉田修一氏の同名小説を原作に、李相日監督が実写化。任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げた主人公・喜久雄の50年を描いた壮大な一代記。
6月6日の公開から9月7日までの94日間で、観客動員数946万6286人、興行収入133億2514万5900円を突破した。歴代の興行収入ランキング(※興行通信社調べ)では、邦画実写において、2003年公開の「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」の173.5億円に次ぐ、第2位の成績となるなど空前の人気に。
同作はカンヌ国際映画祭や上海国際映画祭でも上映されたが、来年初頭には北米の公開も決定。
先日、第98回米国アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表作品に決定。今後は、米国アカデミー会員の審査を経て最終選考の15本が発表され、さらにそこから5本に絞られたノミネート作品が発表される。
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