京本大我、主演ミュージカルでギター9曲披露「何度も心が折れかけた」

人気グループ「SixTONES」の京本大我（30）が8日、東京・千代田区の日生劇場で主演ミュージカル「Once」（9日〜28日、同所）の公開ゲネプロを行った。

2007年公開のアイルランド映画が原作。ミュージカル版は11年に米ニューヨークで開幕し、12年にブロードウェーへ進出した。今回、日本カンパニーで初上演となる。

主人公のストリートミュージシャン・ガイを演じる京本は、「僕個人で言うとギター稽古もあったので、半年近く練習期間があり、皆さんと合流してからも約2カ月」と語り、「寝泊まりはしていないけど、合宿していたくらい濃密な時間で、あっという間にこの日を迎えた。ここまでやってきた自分と皆さんを信じて、作品の持つメッセージを届けられたらいいな」と意気込んだ。

劇中では計9曲をギターで披露する。「お話をいただいたのが数年前で、シンガー・ソングライターの物語というアバウトなオファーだった」と述懐。「いざ楽譜が来たらレベルの高い曲が多く、何度も心が折れかけた」としながらも稽古に励み、「『難しそうな演奏をしているな』と思われたら負け。作品、物語が届くのが一番だと思う。演奏以外の見どころもたくさんある」と力説した。

自身にとって30代最初のミュージカル出演となるが、「僕はあくまで作品の中心を担っているだけ。皆さんで作った作品なので、最高のものをお届けできると思う。ぜひ足を運んで魅力にどっぷりハマっていただけたら」と呼びかけた。