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「timelesz」の原嘉孝(29)が、今年冬公開の映画「初恋芸人」で初主演を務めることが9日、発表された。
原作は、芸人でUMA(未確認生物)研究家、作家としても活動する中沢健のデビュー作である同名恋愛小説。2016年には俳優の柄本時生主演でテレビドラマ化された。本作の監督・脚本は夏目大一朗氏が務める。
本作で原が演じるのは、売れないピン芸人・佐藤賢治。怪獣ネタで舞台に立ちながらも鳴かず飛ばずで、彼女いない歴=年齢。妄想の世界にだけ居場所を見つけ、嫌な相手を怪獣に見立て、自分をヒーローとして戦わせることで心を保ってきた。そんな彼の前に現れたのが、市川理沙。佐藤を「面白い」と言ってくれる彼女との時間は、初めての恋のときめきに満ちていたが、不器用な佐藤は想いを伝えられないまま距離を置かれてしまう。やがて、市川の秘密が明らかになる。
原は演じた佐藤賢治について「賢治は、見ているこっちがもどかしくなって、なんとかしてあげたいと思える人。でも奥にはとんでもなくピュアで可愛らしい一面があります」と分析。
芸人役は今回が初めてで、「プライベートでお笑いライブに通った日々を思い出しました」と役づくりの裏側を明かした。最後に「とある男の“何者でもないもの”の物語を、皆さんの元にお届けできることにワクワクしています」とコメントした。
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