俳優のディーン・フジオカ(45)が、10月21日スタートのテレビ朝日系連続ドラマ「ちょっとだけエスパー」(火曜午後9時)に出演することが9日、発表された。
主演の大泉洋(52)演じる主人公とともに“ちょっとだけエスパー”になった仲間・桜介(おうすけ)役を務める。普段は花屋として働くが、能力は「花を咲かせる」という一見“役に立たない”特殊能力だが。
脚本はヒットメーカーの野木亜紀子氏が担当。大泉と野木氏はこれまでに2度タッグを組んでおり、本作が3作目。野木氏が「大泉さんらしい魅力を活かすため、少しだけエスパー要素を加えた」という完全オリジナルのジャパニーズ・ヒーロードラマを作り上げる。
物語は、大泉演じる主人公・文太が会社を解雇され、離婚と財産喪失でネットカフェ生活に陥るところから始まる。ある日、謎の会社に採用され、「少しだけエスパーになって世界を救う」という使命を与えられるが、その条件は「人を愛してはならない」というもの。さらに、見知らぬ女性・四季(宮崎あおい)と夫婦として社宅で暮らすことになり、奇妙な日常が展開していく。
ディーンは桜介について、「軽口をたたきまくるキャラクターです。でもアホなことをたくさん言いながらも、大事なことは背中で語る。その姿勢で生き様まで見せる…そのバランスが魅力的なんです」とコメント。能力については「『とりあえず花、咲かせとく?』と聞いたときは景気がいいなと思いました(笑)」と笑顔を見せた。
さらに「プロデューサーから『とりあえず鍛えてこい、そして日焼けしてこい』と言われたので、日焼けサロンの会員になりました。“平成ギャルコース”というプランに通っています(笑)。昭和と令和をつなぐ“平成ギャル男・桜介”を目指しています(笑)」と、ユーモアを交えて役づくりの裏側を明かした。