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俳優の和田雅成（34）、早乙女友貴（29）、水野美紀（51）が9日、東京・神田明神ホールで、初日を迎えたノンバーバル演劇「礎の響〜SEKIGAHARA〜」（11日まで、同所）の囲み取材に出席した。
水野がプロデューサーを務め、ブロードウェーのクリエーターが手がけるノンバーバル（非言語）演劇。関ヶ原の戦いを舞台に石田三成と大谷吉継の友情を描く。
石田三成役の和田は、「普段セリフを発することを生業（なりわい）にしているので、それを封じられることに戸惑いがあった」としながら、「会話のシーンもノンバーバル。友貴と一緒に試行錯誤しながら臨んだ」と話した。
大谷吉継役の早乙女は「1時間という舞台としては短い時間だけど、いろんなものが詰まった作品」と力説。10日、11日は3回公演を予定しており、「地獄の日々が始まる。体力的にも心配ですが、お客様がいる限り全力で演じる」と意気込み、見どころを「稽古の段階から和田くんの殺陣に対する姿勢や熱意を間近で感じていたので注目してほしい」と明かした。
水野はダブル主演の和田＆早乙女について、「二人は殺陣にもすごく華がある。パフォーマーとしての魅力も演者としての華も備えた最高の主役に参加していただけた」と絶賛。これに和田は「うれしい限り」、早乙女は「感無量です」と笑顔を見せた。
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