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今月2日未明に肺炎のため亡くなった女優でエッセイストとしても活躍した吉行和子さんの所属事務所が9日、テレビ朝日の取材に応じ、亡くなる10日ほど前まで仕事をしていたことなどを明かした。
所属事務所によると、吉行さんは喘息(ぜんそく)持ちで、呼吸器系が弱く、体調不良のため、今年8月に大事をとって都内の病院に入院。その後、入退院を繰り返し、最期は近親者に見守られながら、安らかに息を引き取ったという。
最後の仕事は、銀座のタウン誌「銀座百点」で、親友でもある女優・冨士眞奈美との往復書簡の原稿執筆。撮影では今年2月、来年公開予定の映画「あなたの息子ひき出します!」に参加したのが最後だった。
また、来年2月公開の映画「金子文子 何が私をこうさせたか」や、海外では公開されているが日本では未公開の映画「DIAMONDS IN THE SAND」にも出演するなど、精力的に活動していた。
※写真は資料
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