1
9月4日に82歳で亡くなった歌手・橋幸夫さんの通夜・告別式が9日、都内でしめやかに営まれた。橋さんとともに“御三家”と呼ばれた舟木一夫(80)が別れを惜しんだ。
ーー訃報を聞いた時にどう思いましたか
舟木「病状のことを伺っていたので心配はもちろんしていたんですけど、ちょっとステージの様子を動画で見た時に『大事にしてください』そういう感じがちょっとしたのを覚えています。82歳でしょ、今時早すぎるといえばそうも言えるんですけど、驚くとか悲しいとかそういう感じではなくて、自分の履歴書の中の1行が抜けたみたいな、そんな印象を受けた」
ーー1番の思い出は
舟木「あの個性あふれる歌、声ですよね。独特の声、歌をていねいに歌う。そういうことを自分に課していらっしゃった方」
ーー御三家でライバル関係は
舟木「みんな負けたくないんですよ、それは固有名詞ではなくて、誰にも負けたくない。自分が1番だと思ってやっているわけですから、それでいいわけですよね。そういう熱みたいなものは、今の時代とはちょっと違ったものが当時ありました」
ーー最後にどういう言葉をかけてきましたか
舟木「今ですか。何も言いたくないもん。そうですよ。僕は穏やかな顔も見たくないし、ご苦労様でしたも言いたくないし、だから何も言いませんでした」
(『ABEMA NEWS』より)
広告