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シンガー・ソングライターとして活躍した小野サトル（おの・さとる、本名 小野覚）さんが2023年3月に亡くなっていたことが分かった。10日に所属レーベルの有限会社ラストが発表した。
同社は「令和5年3月24日21時50分、肺炎のため逝去いたしました。享年62歳でした」と伝え、「あまりにも大きな存在であった小野さんとの突然の別れを受け止めることができず、関係者一同はいまだ深い悲しみの中にあり、奥様やご家族の同意承諾や心の整理のためファンの方々、旧知の方々に訃報のご報告が遅れましたこと、深くおわび申し上げます」とコメント。葬儀・告別式は遺族の意向により家族葬で執り行われたという。
同社によると、小野さんは持病の糖尿病が悪化しながらも音楽活動を続けていたという。最後のシングルは「ショットグラス／あなたが心で生きる限り」だったという。
小野さんは大分県大分市出身。1983年に「よこはまチャチャ」でデビュー。日本レコード大賞、有線放送大賞など17の新人賞を受賞した。「はまなす」「ぎやまん慕情」などもヒット。楽曲提供もしながら地道な音楽活動を続けてきた。
※写真は提供
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