歌手の華原朋美（51）が10日、インスタグラムで、引退を思いとどまったことを明かした。
華原は、1995年9月に「keep yourself alive」で歌手デビューしており、今月9日に30周年記念ライブを開催していた。
華原はコンサートでの写真をアップし、ファンに向け、改めて「華原朋美をステージに立たせていただき、マイクを持って歌を歌わせていただき、本当にありがとうございました。30年間華原朋美を応援してくださって本当にありがとうございました」と感謝した上で、「年内をもって引退を考えていましたが、息子とたくさん話し合ってこれからも華原朋美を続ける事に決めました」と明かした。コンサートでは、「おさえきれない感情が出てしまい、今まで自分の心の中にしまっておいた素直な気持ちが出てしまいました」と説明。また、「この30年間、失う事も多くて華原朋美を応援してくださるファンの皆様方にはたくさんのご心配を掛けてしまい本当にごめんなさい」と謝罪し、「私がお母さんになって初めて気がつく事も多かったです。私の母親はいつもどんな時も寄り添ってくれて長年心労がものすごく多かったと思います。お父さんや兄弟みんなにも本当につらい思いをさせてきてしまったと思います」とも振り返った。
華原は2019年8月、一般男性との間に第1子となる長男を、未婚のまま出産。21年8月に結婚するも、22年12月には離婚していたことを発表した。私生活について、「私には守らなければならない大切な子どもがいます。楽しい笑顔の絶えない毎日を過ごしていきたいと思います」とつづりつつ、今後に向けて「30年間の全ては昨日で終わりです。歌手、華原朋美としても、母親としても精進して参りたいと思います。優しい気持ち、あたたかい気持ち、乗り越える気持ちを」と願った。
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