「SUPER EIGHT」の安田章大（41）が11日、都内で、写真集「DOWN TO EARTH」（講談社刊）の発売記念会見を行った。
安田が次なる拠点として夢見る、アメリカ西海岸・ロサンゼルスで暮らすように旅をする様子を収録。自然に身をゆだね、ギターをかき鳴らし、仲間たちと飲み明かす等身大の姿を収めた一冊。
5年ぶり2冊目となる写真集の発売日であるこの日は、41歳の誕生日。「昨日も父親と母親に電話して、『十月十日ほど、大切に守ってくれてありがとうございました』ってことをお伝えして、今日も改めて電話をして、『誕生日を迎えられたよ』って話をしました」と優しい笑顔。
さらに「親への恩返しのようにも感じます」と言い、「親には楽天で予約して送りました。『今日届くか分からない』って言ったら、『自分で買いに行ったのに』って言われました」とほっこりエピソードを明かした。
安田は2017年に髄膜腫（ずいまくしゅ）を患い、手術を受けた。翌18年には、自宅で立ちくらみを起こし、背中と腰を骨折し、全治3カ月の重傷を負った。
「事務所に入って28年以上かな。アイドルという存在がどういう生き方をしたらいいのかと模索しながらやってきたんですけど、やはり自分の体に無理が起きていて、無理をしてきたからこその病気が生まれ、病気を授かったことによって生まれ直せたことが大きかった」と語り、「飾らず生きることで、誰かがその背中をマネしたくなるっていうものを写真集に込められたら。ラクに生きるにはどうしたらいいだろうっていうことの参考書になってくれたら」と呼び掛けた。
メンバーが写真集を見たかを問われると、「見てないと思いますよ〜。写真集を撮った、LAに行ったとかは知っていた」と言い、誰に見て欲しい？ には、「事務所内であればやっぱりメンバーですね。メンバーに支えられてここにいられるので、うれしい時も、楽しい時も、ツラい時も、泣いた時も、たまに怒った時も全部一緒に乗り越えてきたので、今の自分を知ってもらいたい」と話していた。