1
俳優の山田裕貴(34)、古田新太(59)らが11日、都内で映画「ベートーヴェン捏造」(関和亮監督、12日公開)の公開前夜祭舞台挨拶を行い、「20th Century」の井ノ原快彦(49)がサプライズで登場した。
かげはら史帆氏の歴史ノンフィクション「ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく」を原作に、お笑いタレントのバカリズムが脚本を担当し実写映画化。数々の歴史的名曲を遺した天才音楽家ベートーヴェンだが、実際の姿は下品で小汚いおじさんで、後世に伝わる崇高なイメージは秘書シンドラーが“捏造”したものだった、という物語。
山田はシンドラーを、古田はベートーヴェンを演じ、この日のイベントをもって、ベートーヴェンの愛弟子・リース役で井ノ原が出演していることが解禁された。
イベント中盤、井ノ原がサプライズで登場すると、山田は「ちょっと今、言葉がすぐ出てこない…」とアタフタし、「超うれしいですよ。俺マジでさっきまで1滴も汗かいてなかったのに、背中がグショグショですよ」と驚きを隠せなかった。
二人は、テレビ朝日系連続ドラマ「特捜9」シリーズで長いことバディを組んでいた間柄。山田は「いつか僕の主演の作品で共演できたらいいなと思っていたので、夢に描いていたことがこんなにも早くかなってしまって、ありがとうございます」と恐縮しきり。
井ノ原は「僕は途中から撮影に入りましたので、若干緊張感があった。山ちゃんが気を使っちゃって、マネジャーみたいにずっと横についていて、監督と僕の所を行ったり来たりして、『井ノ原さん、監督がめっちゃ笑ってましたよ』って。ずっとカメラの横でニヤニヤしてくれて、とてもやりやすかった」と山田の“献身ぶり”に感謝していた。
広告