3人組バンド「Mrs. GREEN APPLE」が12日、都内で行われた「青森県・長野県合同 グリーンアップル大使任命式」に登壇した。
りんごの消費拡大を図るという共通の志を持つ青森県と長野県が、りんご市場全体の活性化を目指し、今年デビュー10周年を迎えた同バンドを「グリーンアップル大使」に任命し、同バンド特別デザインボックスに入った青りんごを全国で販売するなどの企画を実施する。
実は、ボーカル＆ギターの大森元貴（28）はりんごアレルギーのため、青りんごを食べられないという。それでも大使に任命されたことに、「僕が一番驚いていますね。（食べられなくても）いいんだ！と。本当に何回も確認しました」と裏話を明かしつつ、「まさか、青りんごを背負うことになるとは、十数年前の結成した日は思わなかった。まだライブハウスに何人も呼べなかった頃は、全くそんなことは想像もしていなかった」と驚いた。
バンド名についても、「自分が食べられないのを忘れていて、名付けたみたいなところもある。でも、すごくフレッシュで、初心を忘れずに活動していきたいという思いから付けたバンド名ですので、こうしてつながって（青りんごを）応援出来るというのはすごく感慨深くうれしいです」と喜んだ。
両県知事から大使の委嘱状を受け取ったギター・若井滉斗（28）は、「このような形で青りんごにかかわる日が来るとは思ってもなかったので、驚きとうれしさでいっぱいでございます。今日からグリーンアップル大使として頑張ります！」と気合十分。キーボード・藤澤涼架（32）も「大変光栄ですし、ちょっと気が引き締まる思いでもあります。私は長野県出身なので、りんごとは非常にゆかりがあるんですけど、青りんごって、振り返ってみると、触れる機会が今までは少なかった。大使として、自分ももっと青りんごのことについて知っていきたいし、その魅力をたくさんの方々に伝えられるよう頑張りたい」と意気込んだ。