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嵐の二宮和也(42)が13日、都内で行われた、映画「8番出口」(川村元気監督)の大ヒット御礼舞台挨拶に登壇した。
今作は、2023年に制作され社会現象となった“異変”探し無限ループゲームが原作。よくある地下鉄の駅を舞台に、無限にループする地下通路に閉じ込められたプレーヤーが様々な“異変”に恐怖しながら「8番出口」を目指す。
二宮は主演のほか、脚本協力という形で制作に携わった。「脚本とか話の流れがすばらしかったというのと、撮り方をワンシーンにして回すっていうコンセプトだったり、お褒めの言葉をいただきます」と映画を見た周囲からの反響を明かした。
「自身のキャリアの中でどんな作品になったか?」と聞かれると「ヘンテコな作品だなと思います」とまさかの回答。「狙ってヘンテコになったわけじゃなく、そもそもどうやってもヘンテコだったっていうのがこの映画の強いところ。真面目に向き合ってやっていくとこういう作品が出来上がって、ちゃんととがれるところはとがって、伝えたいことは伝えて広がりを見せていくっていう。これから10年、20年経って振り返った時に、あの時が…っていう大きな点にはなっていると思います」としみじみと語った。
今作は“人生の選択をしていく”という人間ドラマも描かれる。二宮は「入口と出口が全く違う映画はなかなかなくて、それが全く違うっていうのが冒険。でもそれがうまく皆さんに評価いただけてチャレンジした甲斐(かい)はありました」とうれしそうに振り返った。
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