俳優の日野友輔(23)が14日、都内で、初の写真集「hiSTORY 1」(ワニブックス刊)の取材会を行った。
今作は、素顔に迫る日常風のショットのパートと、日野自身が考えたストーリーに沿って撮影をしているパートに分かれており、自ら編集にも参加するなど、こだわりぬいた一冊に仕上がった。
日野は「刑事編とボクサー編という二つのお話を組み込ませていただきました。ただ単純に日野友輔の顔がいっぱい載っているだけじゃなく、物語調になっていて、しかも、そのお芝居の瞬間瞬間をカメラで捉えていただいている。臨場感と想像力をかきたてられる作品」と紹介。
ボクサー編の撮影では、「準備期間が充分に取れていなかったので、ギリギリまでパンプアップをするために、現場で筋トレをしたりしていた。撮影前にボクシングの試合を見たり、ボクシングものの映画を見たりしてインスピレーションをいただいたりしながら、実際のジムでトレーニング風景を撮った。ボクシングは経験が無かったので、初めてのことで、とても新鮮で楽しかったです」と振り返った。しかし「体を大きくしたかったので、ジムの契約をしたんですけど、まだ一度も行けていません。まずいです!これは非常によくないので、頑張って通います」と裏話も披露して笑いを誘った。
日野は、先月までテレビ朝日系で放送されていた「仮面ライダーガヴ」で、辛木田絆斗 / 仮面ライダーヴァレンを演じていた。撮影を振り返り、「本当にたくさんの事を学ばせていただいた。中でも一番は、人としてというか、メンタルが一番成長出来たなと思っている」と感謝。「僕は16歳の頃にデビューしたんですけど、悔しい思いをしたり、自信を失っているところが出来てしまっているなと思っている時に、僕を選んでくださった監督から“俺はお前が売れるところが見たいし、売れると思って選んでいるんだから、おまえが自信を持って、俺は出来ますと言え”と言われた。そういう熱い真っすぐな方たちに囲まれて撮影出来たのは、すごく幸せだったなと思います」と明かした。