俳優の日野友輔(23)が14日、都内で、初の写真集「hiSTORY 1」(ワニブックス刊)の取材会を行い、“超有名な同級生”との思い出も語った。
日野は高校時代、将棋の藤井聡太王位(23)と同級生だったという。「彼は本当にすごかった」と振り返り、「僕が雑誌とかテレビに出させていただいて、ちょっと期待して教室のドアを開けるんですけど、(反応が)何も無いんですよ。何でかっていうと、僕がどんなにすごいことをしても、彼はもう教科書に載っちゃっているんです。同級生が教科書に載るって、もうオレ、どうしたら越えられるの!?って」と悔しいエピソードを披露。
「本当に彼はすごく忙しかったので、学校にいた時間はそんなに長くはなかったんですが、そんな中でも色々と思い出もある。いつかは彼と肩を並べて…じゃないですけど、僕が藤井の高校時代を語るんじゃなくて、彼の口から僕の高校時代が語られるような、そんなでっけぇ男になれるように頑張りたい」と意気込んだ。
藤井王位にはかなり刺激を受けたといい、「正直、サインをもらっとけば良かったと思った瞬間もあったんですけど、その時は強がって“いつか仕事で共演した時に写真を撮るから”と言って、ちょっと意地で撮らなかった。いつかは、対談とか出来たらうれしいなと思います」と期待した。
日野は、先月までテレビ朝日系で放送されていた「仮面ライダーガヴ」で、辛木田絆斗 / 仮面ライダーヴァレンを演じており、報道陣から“子どもからの知名度は藤井王位より上では?”との指摘も。すると、「確かに!ちびっ子だけだったら勝負できるかも」と納得しつつ、「いや、でもね〜彼はすごいんですよ。僕は、“彼がつけただけで売り切れになったマスク”の取材とかに行ったことがありますから!『こちら、藤井聡太が付けたマスクです〜』とか言って。藤井のバーターで活動していた期間が1年ほどある」と自虐トークも。しかし、「仮面ライダーは将棋と比べるものではないんですけども、幅広い世代の方に愛していただいている歴史のある作品だったので、僕自身出演することが出来てうれしいなと思いますし、その歴史に名を刻んだからには、皆さんの期待を越えられるような俳優になっていきたいなと思っています」と力を込めた。