1
俳優の杉咲花(27)、南琴奈(19)、板垣李光人(23)、お笑いコンビ「令和ロマン」のくるま(31)らが15日、都内で行われた映画「ミーツ・ザ・ワールド」(松居大悟監督、10月24日公開)の完成披露舞台挨拶に出席した。
芥川賞作家・金原ひとみ氏が歌舞伎町を舞台に描いた同名小説が原作。擬人化焼肉漫画「ミート・イズ・マイン」の推しキャラクターたちに情熱を注ぐ由嘉里(杉咲)の新たな世界との出会いを描いた作品。
主演を務めた杉咲は同作について、「今の時代、共感できることや誰かとの共通ポイントをフックに、人とつながることが重要視されているような空気感を自分は感じるんですけど。(この作品は)逆説を唱えるように、圧倒的なお互いの良さを描きながら、それでも人と人がなんとか近くにいられるんじゃないかという祈りのようなものが描かれているのが、すてきだと思います」とアピールした。
初の既婚者役、そして初のホスト役を演じた板垣は、「ホストが未知だったので知る事からだと思って、実際にお店に取材に伺ったりしました。シャンパンコールとかもしてもらいました」と役作りについて回想。
映画初出演を果たしたくるまは、「(撮影現場は)人が多いなと思いましたね」としみじみ。「バラエティーとかお笑いの現場だと、カメラの横に1、2人しかいないんですけど、(今回の撮影では)カメラの周りにすごいたくさんの人がいた」と裏話を明かした。
広告