「King Gnu」の井口理、俳優の矢本悠馬（35）らが16日、都内で行われた舞台「キャッシュ・オン・デリバリー」製作発表記者会見に出席した。
エリックとノーマンの最強バディがウソをついて、つきまくる傑作クラシック・コメディー。井口はメジャーデビュー後初となる舞台出演にして初主演、ウソをつきまくる主人公のエリック・スワンを演じる。
演出を務める小貫流星氏と井口は学生時代に同じミュージカル・サークルに所属していた旧知の仲。二人は約10年前に同作を演じたことがあるという。井口は「演劇に踏み込むきっかけが小貫くんで、当時はいろいろ教えてもらった。今回は恩返しする気持ちも大きい」と話し、「楽しんでやりたい、コメディーなので。（他の出演者と）さっき顔合わせして、皆さん良い人そうだし、とりあえず大丈夫そう」と笑顔を見せた。
今回、劇中での歌唱シーンは無いという。今後、ミュージカルへの出演について聞かれると、「（今のところ気持ちは）無いですね。ミュージカルとか、考えたことがない。でも（小貫氏との）出会いはミュージカル・サークルなので、いずれもしかしたら…。今は無いですね」と話した。
また、最近ついたウソを聞かれた井口は、「3カ月おきに歯のクリニックに歯石を取りに行くんですが、毎回、歯科衛生士さんにフロスしているか聞かれ、『している』と言っていたけど、本当はしていないです」と照れ笑いで告白。矢本は「僕、次の日が休みの日にしか飲みに行かないんですけど、飲みの場に後輩が多い時に『明日は仕事か？』と聞かれると、『うん。明日7時からなんだ』と言って朝5時まで飲むという。朝早いのに朝まで飲む俳優を演じてました」と見えを張っていたと謝罪し、笑いを誘った。
東京公演は12月5日〜21日まで新宿区のTHEATER MILANO-Za、大阪公演は来年1月8日〜12日までクールジャパンパーク大阪WWホールで上演。